土曜スペシャル?ということで、単発エントリーです。
■長生きランキング「人間50年〜」と言えば、信長が桶狭間の前に舞った敦盛ですが、時は流れ21世紀、今や下手したら「人間40年〜」となる事態になっていました(;´`)
茜「ちょ…、寿命は延びて80年くらいはあるんじゃないの?(^◇^;)」いや、年金のことを調べていたら、恐ろしい事態になってたんだよね。かなり早い段階で行き詰ってしまうというか。でも、たいていの場合、逃げるよりも現実を見つめた方がいい場合が多いので、大雑把に検証してみます。ある限られた金銭的価値観から見たランキングなので、正しいと言うわけでもありませんし、ワーキングプア層を蔑視する意図もありません。エイヤで決めつけてるところもあるので、随筆のような感じで読んでもらってちょうどいいと思います。
1位 各種の既得権益者…「人間80年」これは金持ちの息子とか、旧支配者層とか、成金とか、宝くじ当たったとかそういう人。今回の話題には関係ありません。
2位 特殊技能者(弁護士、野球選手、プロギャンブラー・トレーダーなど)…「人間80年」生涯賃金は能力に応じて。病気になったりスランプにならない限り、人に使われず、楽しく生きていけそうです。ただしあまり人と違う生き方をするとそれなりのリスクを負うことも。
3位 サラリーマン(正規雇用、転職なし)…「人間80年」
[世帯タイプ別の年金額と給付水準の試算](
厚生年金 - Wikipedia)
生涯賃金2〜3億円(ex.月収39.3万円、夫は40年間就労、妻は専業主婦)、退職金あり、老後の年金は23.3万円/月。老後も安心で長生きできます。人間ドックに定期的に入って健康管理もOK。幸せな結婚もしやすいです。ただ転職すると退職金関係が多少ダウンすることもありそうです。自営業も順調ならこの範疇に入りそうですが、厚生年金保険料を会社と折半ではなく、全額自分で払うのは辛いところです。
4位 派遣…「人間35〜60年」生涯賃金1億円。普通、定期昇給やボーナス、退職金がありません。厚生年金も厳しい条件に。老後の年金は約16万円/月。ただし、派遣の場合、35歳を超えると求人がほぼなくなります。60歳まで派遣完走してやっとこの数字。また60歳で定年になっても65歳まで年金の支給はないので、退職金で生きのびることは出来ません。貯金があればなんとかなるけど、実質的に不可能っぽいので60年できついです。若いうちに結婚してればなんとか子育ては可か。
5位 フリーター…「人間30〜40年」生涯賃金5000万円。厚生年金ゼロの可能性大。国民年金を払っていたら6.6万円/月だけど、当然それだけでは生活不可。生活保護は60歳超えないとまず通らないので、おにぎり食べられなくて…となる可能性も。
6位 ネットカフェ難民…「人間30年」フリーターに加え、家がないのでその気になっても就職が難しく、正社員への脱出が困難。リストラされた人がここに落ちて来る時もあります。
7位 ニート…「人間?年」親の財産がなくなった時点で終了。働いたら負けだと思ってる層は人として既に終わっている可能性も。
8位 ホームレス…「人間??年」もはや自分の年がはっきりしないことも。一部団体に生活保護を強制的に受けさせられ、その大部分をピンハネされることもあります。
…というわけで、5位以下は戦国時代よりも酷い状況に。4位でギリギリ現代人というとこでしょうか。
茜「これってほんとは義務教育の段階で教える内容じゃないの?(・◇・;)」それを教えちゃうと、社会の奴隷になってくれる人がいなくなっちゃうしなぁ。なぜこうなってしまったんでしょうか。
■小泉改革の功罪バブルで
失われた10年の不況を回復するために小泉政権がやったことは、強者救済とそれによる弱者層の誕生。例えば中間や期末テストで総合点を上げるには「苦手教科の克服」と「得意教科を伸ばす」の二つがあるのですが、小泉政権がやったのは「得意教科を伸ばす」、即ち、銀行や大手の救済です。銀行に資金投入して不良債権をなくし、大手は「痛みに耐える」を合言葉に大規模リストラを強行。別に儲けが大きくなったわけじゃなくて、人件費が下がっただけのこと。
茜「痛みに耐えるんじゃなくて、永遠に痛み続けることになったのね(゜◇゜)」そう、セーフティネットはワーキングプアというみすぼらしい救命ウキワ。勝ち組は船の上に残りました。
茜「問題は一度海に落ちたら、もう船には乗るのは難しいってことね(゜◇゜)」タイタニックが沈んだ後のように、救命ボートは奪い合いだし、水の中から船につかまろうものならオールでぶん殴られます。かしこい人はボートが少ないことを知ってますが、あんまり考えてない人や体力のない人は、まあ浮き輪で浮かんでいられるならいいか、と思っちゃいます。体は冷え、指はふやけ、浮き輪からは少しずつ空気は漏れてるのですが…。
茜「成長を実感に変えるのは無理そうね(・◇・;)」だって浮き輪で泳いでいる人がいるおかげで、船が安泰なわけで、みんなが船に乗ったら沈むからね。そこで民主党は「生活が第一」と言ったわけです。「みんな船に乗れますよ」と。でも財源が示されなければ、それは理想論。今のままの船に乗ったら沈みます。みんなに行き渡るほどお金はありません。
茜「自民党は『なんとか半数は助ける』というわけね(゜◇゜)」弱者は逝ってよしというわけだね(;´`)
■勝ち組になる方法はあるのか一つ、有効な手があります。それは弱者同士力をあわせること、すなわち結婚です。
茜「合体するのね(゜◇゜)」2人で働けば収入は倍、家賃は半分。各種補助も受けられます。子供が出来れば、年金が少なくても老後に養ってくれる可能性もありますね。女性の場合、非正規雇用でも正社員をゲットすれば憧れの厚生年金需給コースへ。しかも離婚して厚生年金を分割ゲットする荒技もあります(笑)
茜「21世紀では、結婚って恋愛のためじゃなくて、サバイバルのためだったのね(・◇・;)」女性が、浮き輪の人より、船に乗ってる人を探すのは致し方ないかなぁ。
茜「でも男性が女性正社員をゲットする可能性もあるわよ(゜◇゜)」それは実情として稀じゃないかな。アリだとは思うけどね。
茜「他に、途中から正社員になる再チャレンジコースもあるね(゜◇゜)」今年、政府で募集した公務員再チャレンジ枠の競争率は160倍。仕事内容は刑務官、入国警備官などがほとんど。一般企業でどれだけ取るかとなると疑問かな。むしろ
中国での品質管理の仕事なんかには日本人の真面目さを当て込んだ求人があるけどね。日本国内ではなかなか難しそうです。若いと紹介予定派遣なんかもあるけど、35超えたら厳しいです。
■自分探しの功罪さらに心理的には「自分にはきっと何かが出来る」というスター意識の弊害。「通勤電車なんて乗ってらんねー」という人。夢を追いかけて気づいたら無理だった人。会社が嫌でなんとなく辞めてしまった人。気づいたらレールから外れてる人がいます。
茜「コツコツ真面目モデルの軽視ね(゜◇゜)」アリとキリギリスみたいだけどね。キリギリスは時が過ぎ冬が来ると凍死してしまう。年取っても自分探ししてていいのはヒデくらいで、凡人は30までにはある程度モデルを固める必要がありそうです。撤退しても、平凡になっても、恥ずかしくないかと。ただ、才能のあるキリギリスは、夢が成功すると勝ち組ランキング2位の特殊技能者になることもあるので、一概に自分探しや夢追いがダメということでもないでしょうね。そこらへんはギャンブルかも。
茜「でも自分を他人と比較するとつらい時があるね(・◇・;)」戦後みたいに、みんな貧乏ならあまり食えなくても耐えられるけど、隣の誰かが恵まれてると、普通に食えてても、うらやましくなるよね。金に偏重しすぎる価値観について、思想的な対策を取るのも必要かな。
■じゃあどうすればいいのか去年フランスでは反CPE、要するに2年の試用期間内は使い捨て政策に反対して、若者が大規模デモを起こしましたが、日本もこういう抗議をすることでしょうね。ただ、デモの先頭に立つと思われる大学生、特に利にさとい大学生は、ワーキングプアが増えるほど、就職しやすい自分達が有利になる事がわかってるので、デモはしないかも。弱者は知識という点でも弱者なので、「選挙行かない」とか「仕事が忙しい」とか言ってる間にどんどん搾取されます。自民党政府としても全員が沈むよりはワープア層を作った方がOKということでしょう。(さらにはWE導入してリッチ層をさらにリッチにしたり、アメリカに貢ごうともしてるようですが。) 中国は「豊かになれるものから豊かになれ」という姿勢ですね。中国に豊かな人が増えつつある格差、日本は豊かな人が減りつつある格差です。どこかの時点で追いつかれて入れ変わるかも。
茜「でも真面目にやってる人は救われて欲しいね(゜◇゜)」そこが重要なんだよね。今まで通勤電車や気に入らない上司に耐えてきた人に言わせると、「フリーターやって遊んでた奴は、今さら助けてくれなんて言うな」ということもあるだろうし。ワープア層でも真面目でやる気のある人、心ならずもリストラなんかで弾き出された層
がまず救済されるのが妥当だと思われます。
茜「レールから外れる事がどんなに不利か知らなかった人も可哀相だけどね(・◇・;)」それは国の義務教育不十分だね。だからレールら外れても、ある程度はやり直せる感じにするのがいいかな。ワーキングシェアとか年金を最低でも15万円支給するとか。ちなみに生活保護は単身世帯31歳で137,400円ほど。
茜「生活保護を受け取れるのは日本人のみにするとかね(゜◇゜)」それについては、1954年の厚生省社会局長通知で「正当な理由で日本国内に住む外国籍の者に対しても、生活保護法を準用する」なんて言っちゃったのがダメなんだね。誰かに買収か脅迫されてたのかもしれないけど、実際には先進国で外国籍の者を生活保護対象にしている国は少ないんだね。アメリカとか。
茜「あと利権・暴力団体が生活保護をむししりとってるみたいね(゜◇゜)」不正受給は多いんだね。しかしケースワーカー(生活保護現業員)が脅されたり暴力を振るわれたり、それによってなり手が少ない現実もある。これについては警官に準ずる武装職員が実務をやればいいんじゃないかな。刑務官のように、ケースワーカーも再チャレンジで募集するのが一石二鳥じゃないでしょうか。
茜「逆に正当な生活保護申請の時は弁護士さんについていってもらうのも有効なのね(゜◇゜)」まあ弁護士費用はかかるんだけど、今は
ノキ弁とか貧乏な弁護士さんもいるのでここは一つ格安で引き受けてもらうと良さそう。外国人への支給を停止し、不正受給を改めればある程度、ほんとに苦しい人が助かるんではないかと。
■まとめそんなわけで、今のワーキングプア層はこのまま行くと、かなり困窮する生活になりそうで、明らかにマズく、今そこにある危機です。年金や生活保護制度を改革し、
貧困線(収入が生活に必要な最低限の物を購入することができる最低限の水準)を確保できるようにすることが必要ですね。日本は今、ワーキングプア層はこのままでいい、弱者は死ねという考え方なので、それを変える努力が必要と思います。さもないと、人生40年で終了。本当に恐ろしいワーンキングプアです。
参考
・
退職金(Wikipedia)
・
ワーキングプア(Wikipedia)
・
生涯賃金を考える・
生活保護(Wikipedia)
・
厚生年金(Wikipedia)
・
年金(Wikipedia)
・
フランスでは若者の首切りにお墨付き、って事業者責任は?・
離婚時の厚生年金の分割制度について・
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