渦中の永田メールですが、ようやく作り方がわかりました。
まずは以前のもの。

どうしてもX-Senderが気になってたので調べてみると、普通に使って出てくるのはEudora 5.1J〜6Jあたり。配布されてるEudora 6J最新版では表示されませんが、
6J初期バージョンではX-senderが出るようです。ちなみに年表を作ってみるとこんな感じ。
2003.07.30 Eudora 5.1J(日付は公開日)
2005.02.08 Eudora 6J
2005.08.26 メール送信
2005.09.11 衆院選挙
2005.11.16 Eudora 6.2J
このメールを送信した人は、特注の法人用Eudoraを使っていたとしてもさほどバージョンに差はないと思われるので、だいたい2003.07.30〜2005年半ばまでにEudoraをダウンロードしたと推測できます。
さて、Eudora 5.1Jを使ってメールしてみると、見事にX-senderが表示されました

ここまでするにはいろいろ大変でしたけど(笑)
まず、ヘッダーの余分なところ(Delivered-ToやX-Authenticationなど)は設定の調節によって取り除くことができますし、バージョンの細かな違いや社内メールなどの環境では表示されない場合もあると思います。そして1列字下げになってるところは縦傍線の引用符ですね。これは転送もしくは返信の時に現れます。そして「山崎へ」と「@堀江」が字下げされてないのは、転送時に引用部の他に新たに書き加えたものと思われます。
次に送信時刻ですが、これは送信者のパソコンのクロックを2005/8/26にすることで事足ります。(実際にやると期限付きのシェアウェアなどが誤感知して止まる事があるので注意)。
そしてこのメールを印刷すると、なんと引用部の縦傍線がかなり離れます。

プリンターの余白設定によってはページ外に消えることもあるかも。或いは、元々縦傍線が印刷されない設定があるかもしれないですね。テキストエディタにコピペすると傍線部は消滅して行の先頭が揃うので、これはメーラーから直接印刷されたものと思われます。
[まとめ]1.X-senderが表示されるのは送信者がEudora 5.1Jレベルの時。受信者のソフトは関係ない。
2.ヘッダーや引用部は調節する事が可能。
3.送信時刻は送り側のPCのクロックをいじれば任意の時刻にすることが可能。
4.印刷状況によっては引用の縦傍線が出ないと考えられる。
5.この電子メールは偽造が可能。
[問題点]1.メールを偽装するには、二人以上必要ではないのか。あるいは複数のアカウントを作るのが必要。この点からもToとFromが塗りつぶされているのが怪しい。実在するアカウントかどうなのか。
尚、ToとFromの塗りつぶし長さが違うので、自分のアドレスから同じ自分のアドレスへ送る究極の自作自演ではないと思われる。
2.これがガセだとすると、作成者はEudoraの古いバージョンをインストールしていることになり、なかなか凝っている。またライブドア社内メールがEudoraと知っているのも詳しい。(別情報によると、ベッキーを使っているという話もあるけど)
3.このメールがガセではなく山崎氏のものだとすると、どうやって入手したのか。山崎氏が裏で糸引いてるとは考えにくいし、社内情報管理者か。
4.なぜわざわざヘッダーまで印刷したのか。普通に印刷すればTo以下の行しか印刷されない。(信憑性の演出?)
[印象]・サラっと考えると、ヘッダーの制御などは面倒・煩雑であり、デフォルトでこういう印刷体系になると考えられる。また、PCのクロックを操作するとしてもメールの送信時間が15時というのは堀江氏にアリバイがありすぎるので、どうせこれだけ凝っていじるなら深夜とかにするのではないか。(もっとも、堀江氏が深夜に送ったものを昼に転送したのかもしれないけど。)
・Eudoraの旧バージョンはなかなか手に入りにくい。また、送信者のEudoraのバージョンは現在ライブドアのページで配布されてるものではない。さすがにこのメールの作成者が今でもEudoraの旧バージョンを使ってるとは考えにくいので、これは現在作られたものではなく、昔のものを引っ張り出してきたんじゃないかという印象。(あくまで印象ですが、もし本物ならばという仮定で考えてみるのも一手)。
・文面どおりに受け取るなら@堀江から山崎氏に引用部を転送したという形になる。「@堀江」が「堀江がこう言ってた」という意味なら、山崎氏には参考情報として転送したのか。本来のメールは堀江から財務担当に送られたものと推測できる。そして山崎氏を呼び捨てできるとしたら、かなり地位が上の者。ただし、宮内よりは下の地位。宮内>X>山崎。
・捏造なら、なぜ堀江→財務担当者という簡単な作りのメールにしなかったのか。
・気まぐれリンク。
社内の財務担当女性税理士が関与…ライブドア粉飾(
読売)
・このメールを印刷するためには、このメールをフォルダ内に持っている必要があるので、そこのところが不思議。当時、山崎離席時にこっそり印刷するとは考えにくいし。
・凝ったガセだとすると、ライブドアの内部を良く知る関係者、或いはライブドアの社員(2003.07.30〜2005年半ばに在籍?)に作らせたものと考えられる。技術系の社員ならEudoraを操るのもお手のもの。だとしたら暗黒ライターと密接な裏切り者は誰なのか。
・民主党は真偽を確かめたいなら、Eudoraを研究した方が良さそうですね。EudoraのFormat=Flowed機能とかはヒントになるかも。
・せっかくの土曜の夜に私は何やってるんだろう…_| ̄|○